業務用エアコンは、1度も故障せずに使い続けることが出来るというのが理想です。
しかしながら、どうしても業務用エアコンの修理が必要になってしまうというケースも出てきます。
業務用エアコンの修理が必要になると修理代がかかるため、経済的な負担を心配している人も多いでしょう。
まず、知っておきたいのが業務用エアコンは通常それほど短期間で故障するものではないということです。
使用環境、設置場所などによっても異なりますが、10年以上使えるというケースも少なくありません。
業務用エアコンの修理が必要になるのは、何年目くらいからが多いのでしょうか?
基本的に、初期不良、施工不良などを除いて購入してから1年以内に修理が必要になるということはほとんどありません。
万が一、1年以内に故障して、修理が必要になったという場合でも通常は1年間のメーカー保証がついているので、保証期間内であれば無料で修理をしてくれるのがほとんどです。
また、購入してから3~5年というところで見てみてもそれほど多く故障が発生するということはありません。
ただし、このくらいの年数が経過していると、内部にゴミなどがたまっているということが多いです。
定期的に綺麗にしていれば大きな心配はありませんが、1度も掃除をしていないなどという場合には、水漏れなどが起こってしまう場合があります。
購入してから7年以上経過しているという場合には、故障してしまう機会が一気に増えてきます。
7年以上経過していると、様々な部品も交換が必要になってきます。
また、水漏れはもちろんですが、基盤の故障、ドレンポンプ、コンプレッサーなどの故障、その他不具合などの症状が出てくることが多いです。
必ずしも7年以上経過したら、故障するというわけではありませんが、このくらいの年数が経過すれば、故障する機会が徐々に増えていきます。
故障してしまう箇所が、複数などになってしまうこともあるので、定期的に故障がないかどうか、専門の業者に依頼をして点検やメンテナンスを受けるようにしておくと、より長く故障せずに使うことが出来るでしょう。
ちなみに、購入してから10年以上経過しているという場合には、かなりの割合で故障が発生します。
この年数が経過していると、部品の交換なども非常に難しくなります。
修理で直せなくなってしまうこともあるため、修理と共に、入れ替えを検討することになります。
このように、業務用エアコンは、長く使用すればするほど、修理が必要になるのです。