業務用エアコンのリースは、自分で購入するのではなく、自分が選んだものを代わりにリース会社が購入してくれます。

つまり、リース会社が販売業者に対して発注するということです。

では、リース会社がリース物件の発注を行うのはいつなのでしょうか？

 

結論から言えば、ユーザーとリース会社の間でリース契約が完了した後になります。

「リースの申込をした時点」や「リース審査が通過した時点」では、正式な発注は行われていません。

審査を通過して、正式にリース契約の手続きを行ってから、リース会社が正式に販売業者に対して発注を行います。

 

そして、あらかじめ販売業者とユーザーとの間で決めていた納入日に、納入されるのです。

物件が納入され、取り付け工事が行われ、物件に不具合などがないことを確認します。

物件に不具合などがなく、業務用エアコンの試運転においても問題がない場合には、そこから正式にリースがスタートするという形になるのです。

 

設置完了後からは、毎月一定のリース料を決められた日にリース会社に支払うことになります。

リース料については、毎月遅れることなく支払う必要があり、途中で金額を変更することはできません。

また、リース契約では1度契約を結ぶと自己都合による中途解約は不可となります。

そのため、契約を結ぶ前に契約条件等を必ず確認しておきましょう。

 

どうしても、自己都合により中途解約をするという場合には、残りのリース料を全額一括で支払わなければなりません。

さらに、契約内容にもよりますが違約金が発生することになるのです。

ですから、リース契約の自己都合による中途解約は、大きな金銭的負担となります。

だからこそ、契約を行う前に必ず詳細をチェックしておく必要があるのです。

 

業務用エアコンのリースを利用する前に、「発注されるタイミング」「リース料の支払いが開始されるタイミング」「毎月のリース料の金額・支払日」等をしっかりと確認しておきましょう。

不明な点がある場合には、必ず契約を行う前に窓口となっている販売業者やリース会社に確認しておくのが安心です。

不明な点や疑問な点があるまま契約するのは、絶対に避けましょう。

リース契約は、長期間の契約となるからです。

 

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