業務用エアコンを導入する方法はいくつかありますが、その中でも人気なのが「リースで導入する方法」です。

業務用エアコンのリースは、初期費用がかからないことから、様々な業種・分野で活用されています。

ただし、初期費用がかからないことはわかっても、具体的にどのような形で支払いをするかについては理解していない人も多いでしょう。

初めて業務用エアコンのリースを利用する方の中には、「最初に一括払いするのではないか？」「契約満了時に一括払いするのではないか？」など不安の声もあるようです。

業務用エアコンのリース契約における、支払い方法についてですが「一括払いではありません」。

契約時に決められた原則一定のリース料を、毎月リース会社に支払うことになります。

毎月支払うリース料については、契約金額・契約年数・リースの種類・金利などによって異なりますので注意しましょう。

一般的には、月々数千円～1万円前後のリース料となるケースが多くなっています。

業務用エアコンを購入する際のように、一括払いをする必要はありません。

月々わずかな支払いで済むので、支払い計画も立てやすいですし、設備投資以外に資金を回せる、銀行の借り入れ枠を消費せずに済むのが大きな魅力となっています。

 

リース契約では、毎月リース料を支払う、一括払いではないと解説しました。

ですが、1点だけ注意しなければならないことがあります。

それは、「中途解約ができないこと」です。

リース契約では、自己都合による中途解約は認められていません。

どうしても自己都合によって解約する場合には、違約金の支払いや「残りのリース料を全額一括で支払う」ことになるのです。

自己都合による中途解約の場合には、残りのリース料を一括で支払わなければならなくなる点に注意しましょう。

無理のない範囲の金額にするには、契約年数にも注意が必要です。

同じ契約金額でも、契約期間が短くなればなるほど、月々の負担も大きくなります。

反対に同じ契約金額でも契約期間が長くなればなるほど、月々の負担も小さくなるのです。

事前にシミュレーションをして支払い計画に無理がないかチェックしておきましょう。

 

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