業務用エアコンのリース契約には、いくつかの種類があります。
1番多くの人に知られているのは、安心保証付きリースというものでしょう。
これは、リース契約期間中の故障時に、修理費用を負担する必要がないという内容の契約です。
オフィスや一般の店舗など様々な場所で契約されています。
リースの種類の中で、おすすめしたいのが保守・サービス付きのリース契約です。
これはダイキン工業のリースの1つですが、熱交換器洗浄付きリース、フロン法定期点検付安心保証リースなどがあります。
業務用エアコンは、見た目にはあまり変わりがないかもしれませんが、内部が徐々に汚れていきます。
業務用エアコンの内部が汚れていくと、冷暖房の効きが悪くなる、カビやホコリなどが原因で嫌なニオイを発生させる、水漏れがする、音がうるさいなどのトラブルが発生しやすくなります。
熱交換器洗浄付きでは、5年目に熱交換器洗浄を行います。
これは、無償で行われるものです。
これによって、内部を綺麗にすることが出来るので、トラブルが発生してしまうリスクを下げられます。
より快適に、そしてより長く使用することが出来るので、おすすめです。
一般の人が熱交換器を洗浄するというのは難しいので、業者に無償でやってもらうことが出来るというのは、大きなメリットとなります。
また、フロン法定期点検付なら、有資格者によるフロン法定期点検を行います。
なぜ、これが重要なのかということですが、フロン排出抑制法という法律によって、ユーザーには、点検が義務付けられています。
法令を遵守し、長く安全に使用するためにも、有資格者による定期点検があるのは、大きなメリットです。
追加費用なしで実施してくれるので、かなり魅力的です。
業務用エアコンをリースで導入するという場合には、あまりリースの種類について検討していないという人が、多いようですがリース契約の内容によってリース代も変わりますし、様々なリスクを下げられるかどうかも変わります。
まず、いきなりリース契約をするのではなく、どのような種類のリース契約があって、それぞれどのようなメリットがあるのか?
また、どのようなデメリットがあるのか?
を知って、比較したうえで、正式なリース契約をするようにするとよいでしょう。
毎月のリース代はもちろんですが、リース契約の内容についてもしっかりと見ておきましょう。