業務用エアコンのリース契約について、ご質問いただくのが「リース契約で短期契約は可能なのか？」です。

例えば、「移転する計画があるが、今の場所で移転するまで一時的に利用したい」「業務用エアコンの購入資金や工事費用が貯まるまで、とりあえず利用したい」と考えている人もいるでしょう。

結論から言えば、業務用エアコンのリース契約は、短期契約はできないケースがほとんど。

業務用エアコンのリース契約は、基本的に長期的な契約となっています。

長期的とは、一体何年くらいの契約なのかについてですが、リース会社によって契約可能な年数は異なりますが4～10年が一般的です。

1年以下の短期的な契約はできません。

業務用エアコンのリース契約では、リース会社から業務用エアコンを借りるという形になりますが、その代わりに毎月リース会社にリース料を支払うことになります。

最低契約年数が4年と考えても、48回(48カ月)はリース料を支払うことになるのです。

また、リース契約で最も注意しなければならないのが、中途解約が認められていない点。

解約できないのはもちろんですが、支払うリース金額を変更することもできません。

もしも、自己都合によって途中で解約をしたい場合には、違約金の支払いはもちろん、残りのリース料を全額一括で支払わなければならないのです。

 

ですから、移転する計画がすでにある場合や、購入資金を貯めるまでの一時的に利用するという場合にはリースは向かないことになります。

その場合には、業務用エアコンをリースではなく、レンタルで導入するのがよいでしょう。

業務用エアコンのリースは、初期費用がかからない、まとまった資金を用意しなくてもよい、最新機種を導入できるなど、多くの魅力があります。

しかし、誰にでも業務用エアコンのリースが最適とは限りません。

業務用エアコンの購入、もしくはレンタルが最適な場合もあるのです。

業務用エアコンのリースを利用する際には、メリットだけでなく、仕組みや注意点などもしっかりと確認しておきましょう。

リースは長期的な契約であることが大きなポイントです。

 

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