業務用エアコンのリースは、「購入する場合と比較すると支払総額が多くなる？」について解説します。

結論から言えば、たしかに同じ業務用エアコンを購入する場合とリースで導入する場合では、購入する場合よりも支払い総額が多くなるのです。

支払い総額でどのくらい差ができるのかは、それぞれ異なります。

・契約年数

・契約するリースの種類

・金利

などによって異なり、数万円～数十万円の差ができることもあるのです。

では、なぜ購入する場合とリースの場合でそれほど大きな差ができるのでしょうか？

購入する場合にかかる費用は次のようなものです。

・業務用エアコン本体の購入費用

・取り付け工事費用

 

リースの場合にかかる費用は次のようなものです。

・業務用エアコンの購入費用

・取り付け工事費用

・固定資産税

・動産総合保険料

・金利

 

リースが割高になるというのは、固定資産税・動産総合保険料・金利などの費用を含めて請求されるためです。

勘違いしている人も多いようですが、購入した場合でも固定資産税は支払うことになります。

また、偶発的な事故による損害をカバーするには、保険に加入し、保険料を支払う必要があるのです。

 

「リースは割高になる」「リースは購入するよりも支払い総額が多くなる」と言われると、リースには良い面がないと思ってしまうことでしょう。

しかし、次のようなメリットもありますので、必ずしも割高とは言えません。

・固定資産税の申告・納付手続きをしなくてよい

・煩雑な事務作業の負担がなくなる

・月々わずかな負担だけで導入できる

・修理保証付きリースなら、万が一の故障の際の修理費用の負担が不要となる

・偶発的な事故に備えて、リース会社が動産総合保険に加入しているから安心して使える

 

リースは、月々わずかな負担で済むので、初期費用としてまとまった資金を準備せずに済みます。

また、最新の機種を導入できるのもメリットと言えるでしょう。

一般的には、「リースは割高」「リースは支払い総額が多く、損をしてしまう」と思われているようですが、実際には多くのメリットがあるのです。

ぜひ、業務用エアコンはリースで導入しましょう。

 

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