業務用エアコンでよくあるトラブルとして、知られているのが冷媒ガス漏れというものです。
業務用エアコンには、冷媒ガスが使われていますが、それが何らかの理由によって外に漏れだしてしまうというものです。
このような場合には、早急に修理を行う必要があります。
これが起こる原因はいくつかありますが、よくあるのはフレアのところから漏れ出しているというケースです。
内機と外機は冷媒配管によって接続されていますが、その接続部分に使われているのがフレアナットと呼ばれるものです。
この接続がうまくいっていない、割れてしまっているなどという場合には、中のガスが漏れ出してしまいます。
あるいは、冷媒配管が腐食してしまいそこから漏れ出しているという可能性もあります。
長い間使用していると冷媒配管も劣化していきますので、古いものであれば十分起こる可能性があります。
修理では、このように何が原因であるのかを特定した上で、修理を行います。
そして、減ってしまったガスを入れる、ガスチャージを行います。
これによって、元の状態に戻すことが出来ます。
ガスチャージをする前に、漏れがないかどうかを気密試験などを行い確認するのが一般的です。