新築の建物に、業務用エアコンを取り付ける場合のポイントについてご紹介します。
突然ですが、新築の建物の場合、「建物が完成してから取り付け工事を依頼する場合」と「設計段階から取り付け工事を計画する場合」ではどちらがコストを抑えられると思いますか?
結論から言えば、後者の方になります。
前者の場合には、次のような問題が発生するためです。
・すでに壁や天井が完成しているため、工事の難易度が上がる
・天井を開口する、あるいは柱や壁に穴を開けなければいけない
・専用電源の申請や工事などが必要になる
建物がすでに完成している場合だと、当然ですが天井内や壁などの中を確認することが出来ません。
点検口があれば、天井内を確認出来ますが、そうでない場合には確認出来ないため工事の難易度が必然的に上がってしまいます。
それから、室内機を取り付けるため、あるいは配管を通すために天井を開口する、柱や壁に穴を開けなければならない場合もあるのです。
せっかくの新築の建物なのに、穴を開けなければならなくなってしまいます。
設計の段階で業務用エアコンの取り付けを考えていればよいのですが、設計の段階で考えていなかった場合には、天井や壁に配管・配線の隙間がなくて通らないなどの可能性もあるのです。
また、建物の構造によっては配管や配線などを通すことが出来ずに、一部を露出させなければならなくなってしまう場合もあります。
配管が露出してしまうと、見た目も悪くなってしまうので、配管が露出するのは出来るだけ避けたいものですが、すでに建物が出来上がってしまっている場合には、露出するという選択肢しか残されない場合があるのです。
その他で問題となるのが「電源」。
業務用エアコンの場合には、専用電源を使って動かします。
電源の種類は単相電源もしくは三相電源で、ほとんどの場合には三相電源を使うことになるのです。
三相電源は新築の場合には、引き込まれていない場合が多いので、あとから取り付け工事を行おうとすると、電力会社への申請、工事などで日数がかかってしまうケースがあります。
建物は完成しているのに、業務用エアコンが設置出来ない、使えないという状況に陥ってしまう可能性があるのです。
このように、様々な問題がありますし、コストもかかってしまうので、設計段階から計画しておくのがよいでしょう。
工務店や内装業者などと連携して、壁や天井などが完全に仕上がる前に配管を行っておけば、コストを抑えられますし、工事の難易度も下がります。
さらに、配管や配線も綺麗に収めることが出来るので、見た目も綺麗に仕上がるのでおすすめです。
新築の場合には、完成後ではなく設計段階のうちに取り付け工事を依頼しておくのがよいでしょう。
業務用エアコンの取り付け工事のことなら、専門業者である新空調がおすすめです。
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