ホテルや旅館などの宿泊施設向けの業務用エアコンの取り付け工事をする場合、どのようなものが取り付けに向いているのでしょうか?
まず、このような宿泊施設で大切なのは、お客様に快適に過ごして頂くということです。
そのためには、運転音が静かなものが求められます。
運転音が気になって寝られないなどという場合には、宿泊施設にクレームが入りますし、そのような宿泊施設にはもう2度と着てくれないかもしれません。
そのようなことにならないように、静音性に優れているものがおすすめです。
また、近年の宿泊施設では国内の利用者だけでなく、世界中の様々な国々から、宿泊者がやって来ます。
そのような外国人の人でも操作がしやすいようなものがおすすめです。
操作が簡単というのは、リモコン操作が簡単であるということです。
業務用エアコンのほとんどは、国内向けに作られていますので、外国人の人が操作に戸惑ってしまうという可能性があります。
表記が日本語であれば、その日本語を読めない外国人は操作を行うことが出来ないでしょう。
ただし、メーカーや機種によっては日本語だけでなく英語、中国語などの言語で表示させることが出来るものもあります。
このようなものを設置しておけば簡単な操作で言語を選択出来るので、外国人の人でも操作がしやすくなります。
外国人のお客様が多く利用する場合には、このようなものを設置するとよいでしょう。
また、宿泊施設の場合には、設置するためのスペースが限られているという場合が多いです。
部屋数が多いとどうしても天井の埋込スペースなどにも限りがある場合があります。
そのようなところでも、設置することが出来るように、コンパクトな設計のものや薄型のものを設置するのが良いでしょう。
より少ないスペースで設置することが出来るような業務用エアコンを取り付けるのがおすすめです。
他には、圧迫感があるようなデザインであると、なかなか眠りにつけないというお客様もいるでしょう。
業務用エアコンのデザインに圧迫感のないようなものを選ぶようにすることも非常に大切です。
さらに、このような宿泊施設におすすめの業務用エアコンのタイプとしては、天井埋込カセット形、天井埋込ダクト形、ビルトインタイプなどが最適です。
宿泊施設の部屋の状況や寸法などを考慮しながら、お客様が快適に過ごせるような業務用エアコンを設置しましょう。