今、販売されている業務用エアコンは非常に省エネ性に優れているものが多いです。
状況にもよりますが、約6~8割も無駄な電気代を節約することが出来るというケースもあるようです。
昔の業務用エアコンと比べてかなり無駄が少なくなったと言えるでしょう。
そんな現在の業務用エアコンについてですが、それ以外の節電方法にはどのようなものがあるのでしょうか?
消費電力を抑えているのはわかりますが、それ以外に簡単に出来る節電方法について解説します。
販売されている業務用エアコンのほとんどは、省エネ性に優れているものですが、使用期間が長くなるにつれてどうしてもフィルターなどに汚れがたまります。
このフィルターの汚れをそのままにしてしまうと、フィルターが目詰まりしてしまいます。
フィルターが目詰まりを起こしてしまうと、風量が少なくなってしまうことになるので、自然と運転時間が長くなります。
つまり、フィルターの掃除をしないでいると、消費電力が増えるということになるのです。
毎月の電気代が高くなるというのは大きなデメリットです。
状況にもよりますが、きちんと定期的にフィルターの汚れを取り除くことによって、約10%も無駄な電気をカットすることが出来ます。
フィルターの汚れを定期的に取り除くという他にも、節電に役立つ方法があります。
それは、設定温度です。
冷房や暖房時は設定温度を何℃にしていますか?
一般的に推奨されている温度としては、冷房であれば28℃。
暖房であれば20℃と言われています。
冷房の28℃だと暑いと感じる人もいるかもしれませんが、設定温度をたった1℃高くすることで約10%の省エネ効果が期待出来ると言われています。
設定温度を低くしすぎたりすると無駄な電気代がかかります。
設定温度を見直してみることで、毎月の電気代を抑えられるかもしれませんよ。
ただし、必ずこの温度に設定しなければならないということではありません。
設定しないと罰則があるというわけでもないので、体調などを考慮しながら温度設定をするようにしましょう。
重要なのは不要な運転を少なくすることです。
必要な運転まで制限する必要はありません。
これから、販売業者から業務用エアコンを購入して設置しようと考えている人は、ぜひこの節電方法について覚えておきましょう。
ちょっとした節電効果でも積み重ねれば大きな効果となりますよ。