業務用エアコンを購入する際に、最安価格で最短で取り付け可能な販売業者に目がいきがちです。
しかし、目に見えないようでいてお店の印象に深く関わるのが業務用エアコンです。
もちろん、信頼できる店の努力価格で提供してもらえるのが一番ですが、前提としては、販売業者の信用度が一番です。
質の悪い商品や取り付け工事業者、無駄なオプションを見抜くのは難しいかと思います。
そのため、取り付け工事前にしっかり打ち合わせを重ねることが大切ではないでしょうか。
時間とお金がかかりますし、なかなか面倒な工程ですが、最初に企業に合った業務用エアコンを取り付けて、アフターフォローの対策もばっちりしておけば、後々の経費削減につながります。
特にお客さまのいる事業では冷暖房費の節約は難しく、大きな経費です。
その経費考えるための第一歩が見積もりです。
そして、依頼する業者が決まれば、打ち合わせを行います。
打ち合わせでは、取り付け場所やダクトの通る場所などを話し合います。
いくら馬力の強いエアコンを購入しても、取り付け位置によっては効率の悪いあたため方になってしまったり、お客さまが音や臭いで不快に感じたりする場合があります。
また、室外機の置く位置や大きさにも注意が必要です。
ご近所との距離や通路の広さ、表から見えるかどうかなどや室外機からでる熱風や冷風にも配慮しなければいけません。
綿密な打ち合わせをして、専門家からの視点でこういったことを親切丁寧に教えてくれる担当者と出会うことで、後々のトラブルの防止につながり、負担を軽減します。
また、打ち合わせの場で、こちらからアフターフォローやクリーニングサービス、修理について確認しておくと安心です。
信頼できる業者を見つけるのは手間の掛かるものですので、できれば販売業者と同じところに依頼できれば、後々の事業主さままたはご担当者さまの負担を減らせます。
定期的にアフターフォローや点検に訪れてもらえれば、故障・修理などのリスクを防げ、業務用エアコンの耐久年数を延ばすことができます。
簡単にできそうでできないのがフィルターのホコリの掃除です。
ホコリが詰まると故障の原因にもなりますし、電気代がかさむ原因になります。
かといって、従業員さんの中に、業務用エアコン担当者を作るのも企業にとって効率的ではないでしょう。
万が一、修理ということになっても、修理業者を一から見つけるのは大変な手間です。
こういう時に即座にお願いできて、素早く対応できる業者がいることは事業全体から見ても効率的です。
初期費用や取り付け工事の段取りだけではなく、こうした後々の費用にも影響を与えるのが工事前の打ち合わせです。
この時に不明なことがあれば、業者の担当者に確認するようにしましょう。
また小さな疑問点でも的確に分かりやすく答えてくれることで、安心できる企業とより良い信頼関係を築けるのです。