業務用エアコンを修理保証付きリースで導入しているという人も多いかと思います。
万が一故障しても修理用を負担しなくても良いというのは、経営者にとってとてもありがたいサービスです。
しかし、そんな業務用エアコンの修理保証付きリースには、落とし穴があるってこと知っていますか?
修理保証付きリースなら、どんな故障でも修理費用がタダ!そう思っていませんか?
たしかに、多くの場合は修理費用の負担をしなくても済みます。
しかし、100%タダなのかというとそうではありません。
例えば、導入してから定期的にフィルターの掃除をしていなかったために、故障してしまった場合などは、有償での修理になります。
別の言葉で言えば、導入してから取り扱い方が適切でなかった、ちゃんとメンテナンスをしていなかった場合、契約者の責任なので、修理費用は無償ではなく有償になるということです。
これは、リース契約をする際の注意事項などとして記載されている場合がほとんどです。
その注意を見落としてしまうと大変です。
故障した際に、原因が契約者にあると修理費用を負担しなければならないので、思わぬ出費となってしまいます。
このようなことにならないためには、どうすればよいのでしょうか?
業務用エアコンには、必ずメーカーが発行している取扱説明書が同封されています。
この取扱説明書には、操作方法だけでなくフィルターなどの清掃方法、やり方などが記載されています。
この取扱説明書に従って取り扱えば問題ありません。
フィルターによって水洗い出来るもの、掃除機などで綺麗にするもの、使い捨てのものなどがあります。
説明書に従って定期的に清掃を行うようにしましょう。
フィルター部分のゴミやホコリを取り除かないでいると、冷暖房効率が低下して無駄な電気代がかかるのはもちろん、水漏れなどの故障を誘引してしまう可能性があります。
修理保証付きリースだから何もしなくてもよいということではなく、必ず定期的な清掃を心掛けておきましょう。
取り扱い方が不適切だったために、修理保証が適用されなかったとなると、修理保証付きリースのメリットがなくなってしまいます。
修理保証付きは一般的なビジネスリースよりもリース代も高いので、それも無駄になってしまいます。
くれぐれも取り扱いには注意をするようにしましょう。
定期的な清掃は重要です。
ぜひ、覚えておきましょう。