業務用エアコンをリースで入れる時に、ちょっと気になるのが、固定資産税についてです。
固定資産税というのは、土地や家屋はもちろんですが、それ以外の償却資産についても課税されることになっています。
一般的に、企業が業務用エアコンを購入する場合には、耐用年数に基づいて、減価償却していくということになります。
しかし、これはあくまでも購入した場合の話になります。
業務用エアコンを購入ではなく、リース契約を結んで導入する場合はどうなるのでしょうか?
まず、チェックしておかなければならないのが、リース契約の場合の所有権が誰にあるのか?
ということです。
購入した場合には、購入した人、もしくは企業のものになりますが、リースの場合には、あくまでも所有権はリース会社にあります。
つまり、リース契約を結んで、毎月一定のリース代を支払っていても実際に所有しているのは、リース会社ということです。
そのため、リース契約の場合には固定資産税を利用者が支払う必要はありません。
あくまでもリース会社が支払うものになります。
ただ、注意しておきたいのは、リース契約期間中は当然所有権はリース会社にありますが、リース契約終了後の選択肢として、買い取りが出来るという場合もあります。
これは、リース会社から業務用エアコンを買い取るというもので、買い取ると当然ですが、所有権がリース会社から、利用者に移ります。
この場合には、固定資産税の取り扱いに注意してください。
今までは、リース会社の所有という形でしたが、買い取りをすると自分のものになるので、固定資産税の取り扱いについてどうなるのか確認しておきましょう。
減価償却期間も含めて、事前にリース会社に聞いておくようにすると良いでしょう。
業務用エアコンをリース契約で導入する場合の、固定資産税についてまとめると、リース契約中については、あくまでも業務用エアコンを所有しているのは、リース会社ということになるので、利用者が固定資産税を支払うという必要はありません。
リース会社が支払うという形になります。
業務用エアコンを購入するか?
それともリースで導入するか?
悩んでいるという人も多いでしょう。
購入する場合とリースで導入する場合には、それぞれメリットやデメリットがあります。
それをよく理解した上でどちらにするか決めるとよいでしょう。
覚えておくと役に立ちますよ。