お客様から、「取り付け工事前日までに行っておくべきことはあるか？」と聞かれることがあります。

業務用エアコンの取り付け工事前日までに行っておくべきことは、次のようなものです。

 

・机や椅子、その他の物など移動可能な物については、移動させておく

・汚れや壊れてしまう可能性のあるものは出来るだけ移動させておく

 

基本的には、お客様が取り付け工事前日までに行うべきことは、それほど多くはありません。

しかし、さきほど挙げた2つについては、行えるようであれば行っておくとよいでしょう。

取り付け工事の際には、工事の妨げになるようなものは業者側で移動させる場合があります。

お客様側で、前日までに移動出来るものを移動させていただくと、移動する手間が省けるため、スムーズに工事を進めることが出来るのです。

ただし、移動が難しい物などを無理やり移動させる必要はありません。

 

業務用エアコンの取り付け工事では、事前に現地調査を行いますので、現地調査の際に移動が必要であるかなどを業者に確認しておくとよいでしょう。

 

それから、汚れが心配な物や壊れてしまう可能性のある物などは出来るだけ移動させておくと安全です。

もちろん、業者側では細心の注意を払い作業を進めていきますし、汚れないように養生をしながら作業を進めますので、汚れなどはそれほど大きな心配はいりません。

しかし、業者によっては汚してしまう、不注意で物を壊してしまうなどが起こる可能性があります。

そのため、安全のためにお客様側で養生をする、別の場所に移動させるなどもよいでしょう。

 

現地調査の際に、汚されると困る場所や壊されると困る物などを業者側に事前に伝えておくのがおすすめ。

業者側もどのような場所に注意をすればよいのか、どこに注意をすればよいのかが明確になるので、伝えていただいた方がうれしいものです。

 

それから、業務用エアコンの取り付け工事当日までに聞いておきたいことは、「現地調査の際」にしっかりと聞いておきましょう。

お客様の中には、「取り付け工事当時に聞けばよい、伝えればよい」と考えている方もいらっしゃると思います。

しかし、取り付け工事当日に要望などを伝えても、業者側で対応出来ない場合もあるのです。

例えば、「現地調査の際に決めていた設置場所を変更する」「配管の化粧カバーはいらないと伝えたが、やっぱり化粧カバーを付けたい」などの要望。

設置場所が大幅に変更となってしまうと、準備していた部材が足りなくなってしまうこともありますし、追加料金が発生してしまう場合もあるのです。

追加料金などが発生してしまうのは、お客様にも非常に困ると思います。

ですから、要望や聞きたいこと、心配なことなどは工事当日ではなく、現地調査の際、あるいは工事前日までに確認しておくのがよいでしょう。

 

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