業務用エアコンの取り付け工事前に、施工業者と相談して決めておくべきポイントがあります。
取り付け工事日当日の急な変更は、施工業者の混乱や工事の遅れなどの原因にもなりますし、内容によっては追加料金が発生する可能性もあるのです。
必ず、取り付け工事前に決めておくのがよいでしょう。
では、工事前に決めておくべきポイントとは何か?
それは、「室内機」と「室外機」の設置場所です。
家庭用のエアコンでも同じですが、業務用エアコンには室内に取り付ける室内機と屋外に設置する室外機の2つがあります。
どちらかだけでは、運転が出来ませんので両方の取り付けが必要となるのです。
室内機と室外機の設置場所を決めておかなければならない理由は、次のような理由。
① 設置場所によって、配線や配管の長さが異なるため、費用が異なるため
② 設置後のメンテンナンスについて考慮しなければならないため
③ 1度設置してしまうと簡単には動かせないため、移設費用を請求される可能性があるため
まず、事前に決めておかなければならない最大の理由は、設置場所によって費用が異なるためです。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、室内機や室外機はただ設置しただけでは動きません。
正常に動かすためには、配管や配線を接続しなければならないのです。
この配管や配線の長さは、室内機と室外機がどれだけ離れているかによって変わります。
当然ですが、室内機と室外機の距離が離れれば離れるほど、長さが必要となりますし、近ければその分短い長さで済むのです。(メーカーや機種によって最短の長さや最長の長さが決められている場合がほとんど)
取り付け工事費用が変わってしまうので、事前に決めておかなければなりません。
それから、業務用エアコンの取り付け工事は、工事が完了すればそれで終わりではなく、設置後の定期的なメンテナンスが非常に重要なものとなります。
定期的なメンテナンスを怠ると、通常よりも故障する頻度が多くなりますし、寿命が短くなってしまうこともあるのです。
とくに、注意しておきたいのが室外機の設置場所。
室外機の設置場所はメンテナンスのことを考えた場所に設置しなければなりません。
人がやっと通れそうな隙間などに無理やり設置してしまうケースも見かけますが、そうすると通常のメンテナンスにかかるコストよりも高いコストとなってしまいます。
設置して終わりではなく、設置後のメンテナンスを考えた場所に設置しましょう。
最後に注意しておきたいのが、設置後の変更は難しい・費用がかかるということです。
お客様の中には、「とりあえず、設置してみて問題があるようなら、移動させよう!」と考える方もいらっしゃることでしょう。
しかし、設置して冷媒ガスを開放すると簡単には動かせません。
冷媒ガスを止める・回収する作業が必要となりますし、移設費用を請求されることも考えられます。
このような理由から、取り付け工事前にしっかりと業務用エアコンの設置場所について決めておきましょう。
設置場所については、ご自身で悩む必要はありません。
専門の業者であれば、最適な設置場所を提案してくれるので、アドバイスをしてもらうとよいでしょう。
業務用エアコンの取り付け工事のことなら、専門業者である新空調がおすすめです。
新空調では、専門業者として培ったノウハウ、高い技術を活かして難易度の高い工事も綺麗にしっかりと行います。
取り付け工事は、全メーカー対応・全タイプ対応となっておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
また、取り付け工事以外にも移設や撤去・処分、入れ替え工事などにも対応しております。
業務用エアコンのことなら、どんなことでも新空調におまかせください。