業務用エアコンを工場に設置するという場合には、注意が必要です。

 

工場といっても様々な工場があります。

 

その工場、設置環境に適切な業務用エアコンを取り付けなければなりません。

 

例えば、取り付け工事を行う工場が食品工場などの場合には、どのような業務用エアコンが適切なのでしょうか？

 

このような場合に適切なのは、中温用と呼ばれる業務用エアコンです。

 

これは、一般的な業務用エアコンよりも温度を低く設定することが可能です。

 

通常の業務用エアコンでは冷房の場合、温度を20℃以下に設定することが出来ないというものがほとんどです。

 

中温用であれば、メーカーや機種などにもよりますが、10℃くらいに温度を保つことが出来ます。

 

食品の鮮度を保つという目的であれば、このような業務用エアコンが最適です。

 

また、粉塵やホコリ、油などが多い工場では、耐油形のもの、粉塵などに強いものなどを設置する必要があります。

 

一般的な業務用エアコンを設置してしまうと粉塵や油などによって内部が詰まり故障してしまう可能性があります。

 

洗浄が可能なものなどを設置するのがよいでしょう。

 

フィルターの手入れが楽、使い捨てタイプのものなどがおすすめです。

 

工場の場合、1人、1人の作業スペースが離れているということがあります。

 

必要な人だけ、必要な場所にだけ冷風を送りたいなどという場合に、活躍してくれるのがスポットエアコンです。

 

このスポットエアコンについては、取り付け工事が不要というのがポイントです。

 

必要な電源さえ確保していれば使用することが可能です。

 

また、スポットというように移動させることが出来ます。

 

必要な場所に移動させることが出来るのでとても大きなメリットです。

 

重量もそれほどないですし、キャスターがついているものがほとんどです。

 

女性でも簡単に移動させることが出来ます。

 

このように、工場向けの業務用エアコンには色々なタイプがあります。

 

取り付け工事が必要なものとそうでないものがあります。

 

どのタイプの業務用エアコンが適切であるか確認しておくようにするとよいでしょう。

 

また、どの業務用エアコンが適切なのかわからないという場合には、業務用エアコンを販売している業者に相談してみるのがよいでしょう。

 

プロの目からその環境、その場所に適切な業務用エアコンを教えてくれますよ。

 

これから、工場に業務用エアコンを設置しようと考えている人は、どのタイプがよいか検討してみましょう。