業務用エアコンの取り付け工事は、一般の企業や店舗だけではありません。
学校や教育施設でも業務用エアコンは必要です。
業務用エアコンには、様々なものがありますがその中でも学校や教育施設向けのものとは、どのようなものなのでしょうか?
まず、何よりも大切なことは、授業を妨げない、学習を妨げない静音性に優れているということです。
業務用エアコンの運転音の大きさはメーカーや機種によって異なります。
この運転音が大きければ、授業に集中しようとしても集中することが出来なくなってしまいます。
音の静かな業務用エアコンがおすすめです。
また、幼児などによっていたずらをされてしまう、誤操作などを防ぐために、ロック機能があるものがおすすめです。
いたずらによって温度が上下してしまうと、電気代の無駄になります。
このようないたずらや誤操作を防ぐためには、特定の機能についてロックしてしまうことで防ぐことが出来るのです。
この機能がついているものを導入することをおすすめします。
それから、さらに大切なのは省エネ性に優れているか?
ということです。
学校などでは、ずっと同じ教室で授業が行われるということはありません。
移動時間などがあり、教室に誰もいなくなるということがあります。
誰もいない教室内の業務用エアコンを運転しておくのは、無駄ですしその分余計な電気代がかかってしまうことになります。
このような無駄を防ぐためには、人感センサー付きのものを導入するというのも1つの手です。
人が操作をしているとどうしても、消し忘れなどが発生してしまいます。
消し忘れが何度も起きればその分多くの無駄が発生します。
とくに、学校や教育施設では、1日に運転している時間が長いので、少しの無駄でも積み重なるとかなりの金額になってしまいます。
人感センサーがついていれば、わざわざ人間が操作する必要もなく、誰もいないことを検知すれば自動的に運転を制御してくれるので、非常に効率的です。
学校や教育施設の場合には、天井を開口してそこに埋め込むタイプの業務用エアコンはあまり向いていません。
一般的に多く使われるのは、天井吊形と呼ばれる業務用エアコンです。
これは、天井を開口せずに設置することが出来るというメリットがあります。
これから、学校や教育施設に業務用エアコンを設置しようと考えているのであれば、ぜひ参考にしてください。