業務用エアコンの取り付け工事を業者に依頼する際に、確認しておくべきポイントとはどのような点なのでしょうか?
まず、配管や配線のルートの確認です。
業務用エアコンは室内機と室外機を接続する必要があります。
冷媒配管や配線、ドレンパイプなどを通すルートを確認しておく必要があります。
1度接続してしまうと、簡単に外すことが出来なくなってしまうので、どのようなルートにするのかは、業者と相談しながら決めるようにしましょう。
邪魔にならない場所、目立ちにくい場所を通すようにします。
入れ替えの場合と、新規の場合で異なりますが、他にも確認しておくべきポイントがあります。
それは、冷媒配管や電気配線、ドレンパイプがそのまま使用出来るかどうか?
という点です。
冷媒配管や電気配線、ドレンパイプなどはそのまま使用出来るケースとそうでないケースがあります。
そのまま使用することが出来れば、取り付け工事費用にかかるコストも多少抑えられますし、取り付け工事にかかる時間も通常よりも短縮されます。
使用可能かどうかは、確認をしてみないとわからないので、業者に確認をしてもらうようにしましょう。
また、配管についてですが、ルートの確認はもちろんですが、仕上げ方法についても決めておくようにするとよいでしょう。
仕上げ方法には色々な方法があります。
テープ巻と呼ばれる方法で、ベージュのテープを巻いて仕上げる方法、化粧カバーを取り付ける方法、ラッキングをするという方法などがあります。
見た目を重視するということであれば、化粧カバーやラッキングをするのがよいでしょうし、コストを意識するのであればテープ巻がおすすめです。
どの方法で仕上げるかによって、取り付け工事にかかる費用が変わってきます。
何も言わないと、テープ巻で仕上げるという形になる場合がほとんどです。
どのように仕上げるかについては、事前に業者とよく打合せをしておきましょう。
新規で業務用エアコンを取り付けるという場合には、電源について確認しておく必要があります。
業務用エアコンは主に、三相電源が必要になります。
三相電源が引き込まれていないという場合には、新たに電力会社との契約、工事が必要になります。
また、電源の配線も行う必要があります。
入れ替えの場合には、そのまま使用することが出来るというのがほとんどですが、新規の場合には新たに配線や工事などが必要になりますので、そちらについても必ず確認をしておきましょう。