業務用エアコンの冷房が効かないというトラブルは、夏になるとよく起こります。
この業務用エアコンの冷房が効かないというトラブルの原因は様々です。
業者に修理を依頼する必要がある場合と、そうでない場合があるということを知っていますか?
まず、業務用エアコンの冷房が効かないという場合には、修理を依頼する前に室外機の状況をチェックしてみましょう。
業務用エアコンには、室内機と室外機があります。
熱交換をすることによって、部屋の中を冷やす、もしくは暖めることが出来ます。
ですが、室外機の設置環境に問題があると機能しなくなってしまうということがあります。
室外機の設置環境で問題がある場合とは、どのような場合なのでしょうか?
室外機の吹出し口部分が、植物の鉢植えやその他の物によってふさがっているという場合。
ゴミやホコリなどで目詰まりをしてしまっているという場合。
直射日光がずっとあたるような場所に設置されている場合などがこれに該当します。
このような原因で、業務用エアコンの冷房が効かないという場合には、修理業者に依頼をするよりも自分で対処する方がよいでしょう。
吹出し口部分に物が置いてあるという場合には、それを移動させることで改善できるでしょう。
物でふさがれてしまうと、排出されたものをそのまま再び吸い込んでしまうので、部屋を冷やすことが難しくなってしまいます。
また、ゴミやホコリなどがたまっているという場合には、掃除をして取り除くことで改善することが出来るでしょう。
直射日光がずっとあたるような場所に設置されている場合には、移動させるのは難しいので、せめて直射日光があたらないような環境にしてあげることが大切です。
具体的には、ホームセンターなどで売られているすだれなどを利用して日陰を作ってあげるようにすることです。
注意しておきたいのは、すだれが吹出し口をふさがないようにするということです。
熱がこもらないようにするということが何よりも大切になります。
今あげたようなことをチェックしてみても全然改善しない、問題がないという場合には、修理業者やメーカーに修理を依頼するようにするとよいでしょう。
室外機の環境に問題がないということであれば、冷媒ガスが不足しているなどの原因が考えられます。
そのような原因の場合には、自分で対処することは難しいので、専門の業者の力を借りましょう。