業務用エアコンが故障した場合、すぐに修理を依頼したいところですが、「修理費用がどのくらいかかるのか?」が不安です。
そのため、依頼者の多くは、業者に現場に来てもらう前に、修理見積書が欲しいと考えています。
たしかに、現場に来てもらう前に修理見積書が貰えれば、すぐに修理費用を見て修理を依頼するかを決めやすいですし、出張費等のコストも抑えられるので依頼者にとっては好都合でしょう。
しかし、結論から言えば、現場を見てからでないと、正確な修理費用の見積書は出せないという業者がほとんどです。
理由は、以下のような理由。
① 現場の環境等によって修理費用が大きく異なるため
② 見積り通りの修理金額にならないことがあり、トラブルに発展する可能性があるため
③ メーカーや製造年数等によって価格が変わる、修理が不可能な場合があるため
主な理由は、上に挙げた3つです。
多くの業者が、正確な見積書を現場確認した後で提示するのは、設置環境によって修理にかかる費用が大きく異なるためです。
例えば、高所での作業では、危険が伴いますし、手間もかかりますので、通常よりも高額になりがち。
店舗などであれば、営業時間外に点検や修理を行わなければならないでしょう。
早朝や深夜での作業が必要になる可能性もあります。
早朝や深夜での作業となると、通常よりも費用が高くなるケースがほとんどです。
最も大きな理由は、「修理料金をめぐるトラブルを避けるため」と言えるでしょう。
現場を見ずに、見積書を提示してしまうと、実際にはより多くの費用がかかってしまう場合があるのです。
見積書の金額と違いが生じるため、修理料金をめぐってトラブルになりやすいと言えます。
トラブルを避けるためにも、現場を見てから正確な修理費用の見積書を提示している業者が多いのです。
現場を見る前に修理費用の見積書を出せないのは、メーカーによる金額の違いはもちろんですが、修理ができるかどうかが不明であるからとも言えます。
各メーカーでは、修理に必要な部品の保有期限が決められているのです。
その保有期限が過ぎていると、部品が入ってこないので、修理ができない可能性があります。
電話やメール等で修理の相談をされて、現場で製造年数等を確認せずに修理見積書を発行してしまうとトラブルになるでしょう。
修理ができる前提で、見積書を発行してしまうと、依頼者も修理ができるものと考えてしまいます。
ですが、実際に現場で年数を確認したら、保有期限が過ぎており、修理が不可能だったとすれば、大きなトラブルとなるでしょう。
このような理由から、正確な見積書については、現場を確認した後に発行されているのです。
修理を依頼する際には、現場に来てもらう前に金額を知りたくなる気持ちは十分理解できますが、トラブルを避けるためにも、現場に来てもらい、確認してもらった後で発行してもらいましょう。
業務用エアコンの点検・修理のご依頼は、専門業者である新空調におまかせください。
新空調では、全タイプ・全メーカーの修理に対応しております。
現場にできる限り迅速に駆けつけ、故障の原因を特定、修理が可能であるか、必要な修理をご提案いたします。
正確な修理費用の見積書は、トラブルを防止するため、原則現場確認後に発行させていただきます。