業務用エアコンが故障してしまう原因は様々ですが、その原因の多くは、冷媒系統・電気系統の故障です。
冷媒系統とは、圧縮機、熱交換器、膨張弁などのことになります。
この冷媒系統の故障によって、業務用エアコンが動かない、すぐに止まってしまう、冷えないなどのトラブルが起こるのです。
それから、冷媒系統で言えば、冷媒ガスが漏れ出してしまうというトラブルも多く起こります。
電気系統の故障とは、電子基板、サーミスタ、ファンモーターなどの故障です。
冷媒系統や電気系統が原因で故障するケースは非常に多くなっています。
冷媒系統、電気系統共に言えることですが、どちらも劣化していくものです。
永遠に使用できるものではありません。
それぞれの部品には、ある程度の交換・修理の目安が設けられています。
例えば、圧縮機であれば20,000時間、ファンモーターなどのモーター類も20,000時間。
電子基板は、25,000時間、熱交換器は5年などのように目安があるのです。
交換・修理の目安が近づいてきたら、なるべく早めに交換をするのがよいでしょう。
そのまま放置していると、突然故障してしまい動かなくなってしまうことがあるためです。
設置環境や故障の程度などによって異なるため一概には言えませんが、冷媒系統の故障は、修理費用が高額になってしまいがちです。
冷媒系統で多いのが、圧縮機の故障や冷媒ガスが漏れ出してしまうというもの。
冷媒ガスが漏れ出している場合には、漏れている箇所を特定し、溶接など必要な修理を行ったうえで、漏れ出してしまった分の冷媒ガスをチャージする必要があります。
業務用エアコンの心臓部とも呼ばれている圧縮機の故障は、交換するとなると高額な費用となりやすいので注意が必要です。
また、電子系統では、電子基板の故障が最も多くなっています。
電子基板は、経年劣化によって故障してしまい交換が必要になるケースが非常に多いです。
電子基板が故障してしまうと、室内機と室外機の通信が上手くいかずに、運転が停止してしまう、動かすことができなくなってしまうなどの状況になってしまいます。
電子基板は業務用エアコンのなかでも非常に重要な部分です。
定期的なメンテナンスはしっかりと行うようにしておきましょう。
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