業務用エアコンをリースで導入すると様々なメリットがあると言われています。
たしかに、メリットはたくさんありますが、デメリットも当然あります。
デメリットの中でも最大のものが、「購入するよりも支払総額が多くなる」ということです。
支払総額が多くなると言われてもどのくらいの差が出るのかわからない、少しぐらいだったら変わらないのでは?
と感じる人もいるでしょう。
実際に数字で見て比較してみましょう。
業務用エアコンを新規で購入して、取り付け工事費用を含めて50万円かかったとします。
これをリースで導入するとなるといくらになるのでしょうか?
リース契約の中でも人気のダイキン安心保証リースで考えてみましょう。
購入する場合と同じく、契約金額は50万円として見てみましょう。
契約期間
月額リース料
支払総額
4年
12,900円
619,200円
5年
10,800円
648,000円
6年
9,400円
676,800円
7年
8,300円
697,200円
となります。
この金額はあくまでも目安です。
実際にはこの金額に税金が含まれます。
また、リース会社によって料率が変わるので、金額も異なります。
リースには、料率というものがかかります。
このため、購入するよりも支払総額が多くなってしまうのです。
この表を見てみるとよくわかりますが、契約期間が一番短い4年でも、119,200円多く支払わなければなりません。
また、契約期間が7年になると新規で購入するよりも、197,200円多く支払うことになります。
リースについてですが、リース代は毎月一定の金額を支払うということになります。
契約期間が4年であれば、48ヶ月間支払うということです。
リースはたしかに、初期費用がかかりませんし、最初に購入資金を準備しなくてもよいという利点があります。
ですが、さきほどの表を見てもわかるように約20万円も多く支払わなければならないようなこともあります。
契約金額が高くなれば、その差も大きくなります。
業務用エアコンをリースで導入したいと考えている人は、この点についてしっかりと知っておくようにしましょう。
購入する場合と、リースで導入する場合では圧倒的に購入する方が支払総額で考えると安くなるからです。
月々の負担を減らせるのがリースですが、その分支払い総額は多くなるということを認識しておく必要があります。
このことを知っておかないと、後で損をしたと感じてしまうことになります。
リースについてわからない点などは、販売店などに相談しておくとよいでしょう。