業務用エアコンのリースには、いくつかの種類がありますが、よく利用されているリースは2つです。

メーカーによって多少名称の違いはありますが、内容についてはほとんど変わりません。

その2つとは、「ビジネスリース」と「修理保証付きリース」です。

どちらにも「リース」という言葉が付いていますが、具体的にどのような違いがあるのか分からない人も多いでしょう。

 

大きな違いとしては、次の2つがあります。

・毎月のリース料の違い

・リースで導入した業務用エアコンが故障した場合の修理費用の負担の有無の違い

 

まず、大きな違いとして挙げられるのが、「リース料の違い」です。

同じタイプ、同じ能力の業務用エアコンを選ぶ場合でも、ビジネスリースを選ぶか修理保証付きリースを選ぶかによってリース料が変わります。

リース料が安いのがビジネスリースで、若干高くなるのが修理保証付きリースです。

月々で言えば、数百円程度の違いである場合がほとんどですが、年間を通して考えた場合、長期的な契約を考えた場合、ビジネスリースよりも修理保証付きリースの方が多くリース料を支払うことになります。

 

最大の違いと言えるのが、「リースで導入した業務用エアコンが、故障した場合の修理費用の負担の違い」です。

ビジネスリースの場合には、リース契約期間中に業務用エアコンが故障した場合には、全額自己負担となります。

修理箇所や故障の程度によっては、高額な修理費用を負担しなければならなくなる可能性もあるのです。

修理保証付きリースの場合には、リース契約期間中に業務用エアコンが故障した場合には、原則修理費用を負担する必要はありません。

修理保証の適用条件を満たしている故障であれば、修理費用を支払う必要はないのです。

また、1回だけではなく、複数回の故障でも同様に修理費用を負担しなくて済むケースがほとんど。

とにかく、業務用エアコンを安く利用したいと考えている人は、ビジネスリースが最適と言えるでしょう。

反対に、多少金銭的な負担が増えても、万が一の故障の際に高額な修理費用を負担したくないと考えているのなら、ビジネスリースよりも修理保証付きリースが最適です。

 

業務用エアコンのリースを選ぶ際には、何を重視するかを決めておくとよいでしょう。

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