業務用エアコンが故障してしまった場合、「できるだけ早く修理費用を知りたい!」「どのくらいの費用がかかるのか事前に知っておきたい!」と考える人は多いと思います。
正式に修理を依頼する前に、修理費用を事前に知ることができるのか、についてですが概算の費用であれば知ることが可能です。
業者によっても異なりますが、故障した際に表示される「エラーコード」から、おおよその金額を伝えてくれる業者もあります。
そのため、事前にどのくらいの修理費用がかかるのかを知りたいと考えている人は、そのような業者に相談するとよいでしょう。
ただし、注意しておきたいのがあくまでも事前にわかるのは、「概算の修理費用」であるということです。
業務用エアコンの修理費用は、故障箇所はもちろん故障の程度や設置場所やその環境によって大きく異なります。
一定の修理料金ではありません。
そのため、電話やメール等で事前に伝えられていた修理費用の金額と、実際にかかる修理費用の金額が違ってしまう場合があるのです。
例えば、室外機が故障してしまった場合についてですが、次のような場合には通常よりも費用が高くなる場合があります。
・高所に設置されている場合
・ビルとビルの隙間などに設置されている場合
高所に設置されている場合には、修理に必要な道具などをそこまで運ばなければなりません。
ですから、通常よりも手間がかかるため費用が高くなる傾向にあります。
ビルとビルの隙間などに設置されていて、メンテナンス用の十分なスペースがない場合には作業が困難です。
作業が困難になればなるほど、修理にかかる費用も高くなります。
事前にエラーコードから、故障の原因やどのような修理が必要となるのかを推測することはできるでしょう。
しかし、どのような場所に設置されているのか、どのような環境なのかを把握することは難しいと言えます。
最も良いのは、専門の業者に現場に来てもらい確認してもらったうえで、正式な修理費用の見積りをもらうことです。
現地の状況を見てもらうことで、概算ではなく正式な修理費用の見積りを算出してもらうことが可能となります。
事前に修理費用を把握しておきたいという気持ちはわかりますが、あくまでも概算の費用しかわからないことを覚えておきましょう。
正式な費用は、現地で調査をしてみないと算出できないのです。
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