販売されている業務用エアコンには、様々なタイプのものがあります。

家庭用の場合には、壁掛タイプがほとんどなので、エアコンのタイプで悩むことはないでしょう。

業務用エアコンは、壁掛タイプだけでなく、他にも多くのタイプが販売されています。

業務用エアコンのタイプ選びで悩む人も多いようですが、大きく分類すると2種類のタイプに分けることができるのです。

 

まず、1つは埋込タイプの業務用エアコン。

埋込タイプとは、簡単に言えば、業務用エアコンの室内機を天井内に収めて設置するタイプのことです。

天井から見えるのは、業務用エアコンの化粧パネルのみで、見た目がスッキリとして美しく仕上がるのが大きな魅力となっています。

ただし、他のタイプの業務用エアコンと比べると設置費用は高めです。

 

それから、もう1つのタイプが露出タイプの業務用エアコン。

露出タイプとは、埋込タイプと対照的に業務用エアコンの室内機を露出して設置するタイプのこと。

天吊形、壁掛形、床置形などが露出タイプとして知られています。

露出タイプは、室内機が露出するので、見た目という点では若干露出タイプと比較すると悪くなりますが、それ以上にメリットもあるのです。

例えば、露出タイプと比較して設置費用が抑えられる、露出タイプよりも様々な場所に設置しやすい点が大きなメリットと言えるでしょう。

埋込タイプの場合には、室内機を天井内に収めることになるので、天井に室内機を収めるだけのスペースが必要です。

十分なスペースがないと設置できないという弱点がありますが、露出タイプであればそれほど、スペースを気にする必要がなくなります。

 

また、埋込タイプと露出タイプに共通して言えるのは、室外機についてです。

室外機には埋込タイプというのはありません。

基本的には、屋外に設置することになります。

埋込タイプと露出タイプの差は、室内機を天井内に収めるか・収めないかの差と考えるとよいでしょう。

設置費用についての差をお伝えしましたが、本体価格についてもタイプによって差があります。

設置場所・用途・予算に応じて最適なものを購入・設置することが大切です。

 

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