業務用エアコンを運転しても部屋のなかが、冷えない・暖まらない!という場合、修理が必要なのでしょうか? 結論から言えば、修理が必要な場合と修理が不要な場合があります。
業務用エアコンの修理を依頼する前に確認しておきたいのが、次のようなポイント。
・室外機の周りにものを置いてしまい、吸い込み口や吹出し口を塞いでしまっていないか
・ドアや窓を開けたままにしていないか
・運転モードが正しく設定されているか
・フィルターが汚れていないか
業務用エアコンを運転しても、部屋のなかが冷えない・暖まらない原因は複数あります。
とくに、多いのが室外機の周りを塞いでしまっているケースです。
周りが塞がれてしまうと、上手く熱交換を行うことができないため、冷えない・暖まらないなどの症状が起こります。
室外機の周りのものを片付けて、改善するか確認してみましょう。
意外と多いのが、ドアや窓を開けたままにしている場合です。
コロナ禍によって、自然換気のために窓やドアなどを開けているオフィス、店舗も多いと思いますが、ドアや窓が開けたままになっていると、冷風や温風はそこから外にでてしまいます。
そのため、冷えない・暖まらないという状況になってしまうのです。
また、設定温度にするために運転し続けることになるので、業務用エアコンにも大きな負荷がかかりやすくなります。
ドアや窓の開閉にも注意しておきましょう。
その他では、運転モードが正しく設定されていない可能性があります。
業務用エアコンには、冷房運転・暖房運転・自動運転など運転モードがいくつかありますので、正しい運転モードに設定されているか確認しておきましょう。
業務用エアコンの内部には、フィルターがありますが、このフィルター部分がほこりやゴミなどで汚れていると目詰まりを起こし、風量が低下してしまい冷房や暖房の効きが悪くなってしまうことがあります。
フィルターが汚れている場合には、フィルターを清掃して改善するか確認してみましょう。
フィルターが汚れていると、効きが悪くなるだけでなく、無駄な電気代がかかることにもなりますので、定期的に清掃を行いましょう。
ここまでは、修理の必要がない状況について解説しましたが、当然修理が必要なケースもあります。
冷えない・暖まらない原因として多いのが、冷媒ガス漏れです。
冷媒ガスが何らかの原因で漏れてしまっている場合には、冷房も暖房も効かなくなってしまいます。
冷媒ガス漏れは、自然に直るものではありませんし、修理及び、冷媒ガスチャージが必要となるので、専門業者に修理を依頼しましょう。
業務用エアコンが効かないと感じたら、説明書を読み、室外機や運転モード、ドアや窓が開けたままになっていないかを確認して、それでも改善されない場合には、専門業者に点検・依頼をしてください。
業務用エアコンを運転しても冷えない・暖まらないトラブルは、専門業者である新空調が最適です。
熟練スタッフが、現場に駆けつけ業務用エアコンの冷えない・暖まらない原因を素早く特定し、最善の修理方法をご提案させていただきます。
業務用エアコンの点検・修理のご依頼は、専門業者である新空調におまかせくださいませ。