設置してからの年数が長い業務用エアコンが故障してしまった場合、修理が困難となるという話を耳にしたこともあると思います。
設置年数が長い業務用エアコンの修理は本当に困難なものなのでしょうか? 結論から言えば、困難となる場合とそうでない場合があるということです。
業務用エアコンは、故障した場合必ず修理ができるとは限りません。
業務用エアコンの故障で、部品の交換が必要となる場合には、修理が困難となってしまう場合があるのです。
メーカーによっても異なりますが、修理に必要な部品の保有期限が決められています。
保有期限は、製造中止後、9~10年となっているのです。
そのため、その保有期限が切れてしまっている場合、修理に必要な部品が手に入らない可能性があります。
部品がないと修理ができないため、修理が困難となってしまうのです。
また、業務用エアコンには熱交換を行うために冷媒ガスが使用されています。
冷媒ガスはどれでも同じではなく、いくつかの種類のガスがあるのです。
ガスの種類によって地球環境に与えるダメージも異なります。
古い業務用エアコンには、R22という冷媒ガスが使用されているのですが、このR22はすでに生産終了となっているのです。
全廃となっているガスですので、今後冷媒ガス漏れなどの修理が必要になった場合には、修理が困難となる場合や、修理費用が高額になってしまう恐れがあります。
ここまで、解説してきたように、設置してから10~15年以上経過しているものについては故障の原因によって、修理が困難となってしまう場合もあるのです。
ただし、設置年数が長いからと言って、絶対に修理ができないわけではありません。
部品の交換や、生産終了した冷媒ガスのチャージなどが必要な場合には、困難となりますが、汚れなどが原因で故障しているのであれば、修理は可能と考えられます。
汚れであれば、その汚れを取り除き、内部洗浄をすることで正常な運転が可能となる場合があるのです。
修理が可能であるかについては、専門の業者に業務用エアコンを見てもらい判断してもらいましょう。
寿命が近い、寿命をすでに経過している業務用エアコンの場合には、修理だけでなく故障リスクや電気代等を考慮して、最新機種への入れ替えを検討するのがオススメです。
業務用エアコンの修理、入れ替えのご相談は、専門業者である新空調におまかせくださいませ。
新空調は、修理実績が豊富ですし、取り付け工事実績、販売実績も豊富。
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