業務用エアコンのリースには、色々な種類がありますが、そのなかでも圧倒的な人気を誇るのが、「修理保証付きリース」です。
これは、万が一の故障の際でも修理費用を負担しなくてよいというのが大きな魅力となっています。
しかし、すべてのケースで無償修理となるわけではありません。
リースで導入した業務用エアコンの故障の原因によっては、有償修理となってしまう場合もあるのです。
有償での修理となってしまうのは、次のような場合となります。
・故障の原因が業務用エアコンの内部の汚れである場合
・定期的なフィルターの清掃をしていないことが原因である場合
・室外機周辺に物を置いてしまい、それが原因の場合
・海水や潮風などが原因の場合
・室外機が高所や壁面などに設置されている場合
これは、あくまでも一例で、リース会社などによっても異なりますので、有償になるのか、無償になるのかは事前に確認しておくことが大切です。
よく勘違いしている人が多いのが、内部の汚れや定期的な清掃をしていなかったために起こる故障についてです。
修理保証付きであれば、メンテナンスをする必要はないと考えている人が多いようですが、大きな間違いです。
定期的なメンテナンスを怠ると、業務用エアコンの内部には、汚れが蓄積してしまいます。
この汚れが蓄積されている状態を放置すると、故障はもちろんですが、悪臭などにもつながります。
そして、内部の汚れが原因で故障してしまった場合には、修理というよりも内部の洗浄作業が必要となってしまうのです。
ですから、その洗浄費用は、修理保証付きリースの場合であっても有償となってしまいます。
それから、オフィスビルなどでよく起こる問題ですが、オフィスビル等の場合には、室外機を高所や壁面などに設置しているという場合があります。
そのような場所に設置されている業務用エアコンの修理についてですが、業務用エアコンの修理以外に、クレーン車の手配、あるいは足場の組み立てなどの必要がある場合には、その分の費用は有償となります。
修理保証付きリースを契約していても本体修理以外にかかる費用は有償となることを知っておきましょう。
このように、修理保証付きリースであれば、どのような場合でも無償修理となるわけではないということを理解しておかなければなりません。
リース契約をする際には、その点に十分注意をしておきましょう。
業務用エアコンのリースを初めて利用するという場合には、ぜひ新空調にご相談くださいませ。
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