業務用エアコンの修理について、知っておきたいのが、古い業務用エアコンの修理が今後は困難になるかもしれないということです。
その理由について解説します。
大きな理由としては、2020年にR22という冷媒ガスが実質的に全廃になっているということです。
この冷媒ガスは、今から約20年以上前のものにはよく使われていたもので、今までは修理に関してそれほど大きな問題はありませんでした。
しかし、全廃となっていることから、今後は入手するのが難しくなる、仮に入手できたとしても価格が高騰してしまうという可能性があります。
また、製造中止から10年以上経過している業務用エアコンについては、修理に必要な部品の供給が終わっているという可能性があり、そういった意味でも修理が困難となる可能性が高いと言えるでしょう。
業務用エアコンの修理で多いのが、「冷媒ガス漏れ」です。
この冷媒ガス漏れでは、漏れている箇所の修理を行うのはもちろんですが、漏れ出してしまった冷媒ガスをチャージする必要があります。
業務用エアコンにとって、冷媒ガスはとても重要なもので、これがないと、部屋を涼しくする、暖かくするということができなくなってしまうのです。
新しい冷媒ガスであれば、チャージすることは簡単ですが、すでに全廃となっている冷媒ガスのチャージは簡単ではありません。
それぞれの業務用エアコンに使用されている冷媒ガスは、室外機の銘板に記載されているので、チェックしておくとよいでしょう。
もしも、R22が使用されているという場合には、修理ではなく買い替えを検討するのがオススメです。
軽微な修理で直るということであれば、修理でもよいでしょうが、R22を使用している業務用エアコンの場合には、すでに寿命を超過している可能性が高く、今後のことも考えると、修理よりも買い替えの方がお得なケースが少なくありません。
古い業務用エアコンが故障してしまったという場合には、まずは業者に見てもらい、どのくらいの修理費用がかかるのか見積りを出してもらいましょう。
業務用エアコンの修理、業務用エアコンの買い替えのことなら、新空調が最適です。
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