業務用エアコンの故障の原因として多いのが、「フロートスイッチの不具合」というものです。
業務用エアコンは、フロートスイッチが重要な役割を果たしています。
この不具合が起こると、業務用エアコンが運転を停止してしまうなどということが起こります。
フロートスイッチがどのようなものなのかについて解説します。
フロートスイッチは、ドレンパン内の水位を測定、コントロールする役割を担っています。
釣りのウキを想像してもらうとすぐにわかりやすいと思います。
ウキの部分で水位をチェックしていて、水位が上昇すると、電気接点が切れるという仕組みになっているのです。
電気接点が切れると、自動的に運転を停止し、エラーコードが表示されるのが一般的。
通常は、ドレンパイプを通して、排水されるので、このようなエラーコードは表示されないのですが、上手く排水ができないと、フロートスイッチが作動し、停止してしまうのです。
フロートスイッチが働くということは、上手く排水ができていないということになります。
フロートスイッチが働くという場合には、汚れなどによって内部が詰まってしまっているという可能性が考えられます。
この場合には、内部の汚れを取り除き、詰まりを解消する必要があります。
また、ドレンポンプの故障によって、正常に排水ができていないという可能性も考えなければなりません。
ドレンポンプの交換などで解消されることでしょう。
内部に汚れがない、ドレンポンプも正常という場合に考えられるのが、フロートスイッチの不具合です。
劣化していきますので、長く使用していると故障してしまうことがあるのです。
劣化して正常に水位をチェックできない、コントロールできないとなると運転停止、エラーコードの表示ということが起こります。
不具合の場合には、交換することで、修理が完了するケースがほとんど。
ダイキンの業務用エアコンであれば、「A3」が表示されている場合、フロートスイッチの不具合の可能性が考えられます。
できるだけ早めに、点検・修理を依頼しましょう。
フロートスイッチの不具合、業務用エアコン内部の汚れなどのトラブルは、新空調が最適です。
正常な運転ができないため、できるだけ早く対処することが大切。
お気軽にお申し付けください。