業務用エアコンの取り付け工事で、気になるのがやはり取り付け工事費用でしょう。
それから、取り付け工事が完了するまでの時間というのも気になるところです。
家庭用であれば、安いものであれば約1~2万円程度で済みますが、業務用エアコンの場合には、その金額の5倍~10倍になるということも珍しくありません。
また、家庭用の場合には取り付け工事にかかる時間が短く、早いところでは60分前後で取り付け工事が完了するということもあります。
しかし、業務用エアコンの場合には、家庭用のように60分で終了するということは絶対にありません。
少なくても6~8時間くらいの時間がかかります。
業務用エアコンは、このように家庭用と比べて、コストがかかりますし、また工事の時間もかかるということになります。
業務用エアコンの取り付け工事にかかるコストを抑え、工事時間を短縮する方法はあるのでしょうか?
その方法として、よく使われるのが、既設配管をそのまま利用するという方法です。
既設の業務用エアコンがあるという前提の話ですが、入れ替えの際などには、既設配管、既設配線をそのまま利用してしまった方が、コストを抑えることが出来ますし、工事の時間も短縮することが出来ます。
注意しておきたいのは、既設配管が必ずしも再利用できるとは限らないということです。
オイル汚れなどが残っている、中に水分が入っているなどという場合には、そのまま利用すると故障してしまいます。
場合によっては洗浄が必要になる、もしくは新しいものにしなければならなくなるということもあります。
既設配管がそのまま利用することが出来るかどうかは、業者が確認してからでないとわからないので、現地調査の際などに、しっかりと確認をしてもらうようにしましょう。
本来であれば、配管、配線は新しいものに入れ替えてしまった方がよいのですが、その分費用もかかりますし、時間も必要になります。
既存の業務用エアコンを新しい業務用エアコンに入れ替えるという場合には、このように既設配管、配線を再利用するというのもおすすめです。
また、入れ替え台数が多いという場合などにも有効な方法です。
これから、業務用エアコンの入れ替え工事を検討しているという人は、この方法を検討してみるとよいでしょう。
業務用エアコンの取り付け工事に関することで、気になることがある場合には、業者に気軽に相談してみるとよいでしょう。