業務用エアコンで、もっともネックになるのが取り付け工事費用です。
家庭用と異なり、基本的に標準工事費用がありません。
これは、それぞれの環境、設置場所、業務用エアコンの能力によって費用が異なるためです。
設置業者にもよりますし、既存の業務用エアコンと入れ替える場合、新規で取り付け工事を行う場合で異なりますが、少なくても取り付け工事費用だけで10万円以上かかるというのが珍しくありません。
出来るだけコストを抑えるためには、どうすればよいのでしょうか?
いくつか方法はありますが、まずは業務用エアコンの販売と設置工事の両方を行っている業者に一括で任せてしまうという方法です。
業務用エアコンを取り扱っている業者は、売るだけというところもありますし、このように、両方やっているというところもあります。
インターネットで安く購入することが出来る業者を探しているという人も多いでしょうが、購入と工事を同時に依頼することで、割引してくれるという業者もいます。
すでに、取り付け工事をやってくれる業者を決めているということであれば話は別ですが、そうでなければ、一緒に依頼してしまうようにするのがコスト的にも抑えられます。
また、これは最近では主流となっている方法ですが、複数の業者から見積りを貰うようにするということです。
1社だけだと取り付け工事費用が異様に高いなんてこともあるかもしれません。
そもそも取り付け工事費用の相場というものがあまりよくわからないという人が多いでしょう。
そのため、わざと費用を吹っかけてくるという業者も中にはいます。
そのような業者に騙されないようにするためには、複数の業者から見積りを貰うようにすることです。
そうすれば、それぞれの費用を比較できるので、とてもおすすめです。
さらに、取り付け工事費用を抑える方法ではありませんが、どのような機種を選ぶのかも非常に大切です。
機器の費用や取り付け工事費用は、支払が済めばそこで終わりですが、電気代は毎月支払うことになります。
最近ではほとんどが省エネタイプの業務用エアコンとなっていますが、運転時間が長い、使う頻度が多いという場合には、それが大きな差になるということもあります。
省エネ性に優れているものを導入することで、毎月の無駄な電気代も抑えるようにすることが大きなポイントです。
これから業務用エアコンの取り付け工事を依頼したいと考えている人は、参考にしてください。