業務用エアコンを導入する場合についてですが、リースで導入することをおすすめされるというケースが非常に多いです。
業務用エアコンの設置の際に、リースがおすすめされる理由の1つが最新機種を選ぶことが可能であるということです。
最新の機種を選ぶことで、快適に業務を行うことが出来ますし、古い業務用エアコンと比べて電気代を大幅に抑えることが出来ます。
業務用エアコンのリース契約では、最新機種も選択することが出来るということから、どんなものでも制限なくリース契約をすることが出来ると思っている人も多いようです。
しかし、業務用エアコンのリース契約については、どのようなタイプのものでも認められるということではありません。
まず、中古の業務用エアコンを選択することはほとんどの場合出来ません。
また、移設することが難しいもの例えば、業務用エアコンの中でも天井埋込タイプやビルトインタイプなどのものの場合にはリースの対象外となります。
それから、経済耐用年数が法定耐用年数よりも長い物件もしくは、特別償却対象物件などの場合には、リース契約をすることが出来ません。
業務用エアコンのリース契約は、よくレンタルと比較されます。
そして、レンタルよりもかなり自由度が高いと言われています。
たしかに、すべに在るものから選ぶレンタルと比べて、自分で選ぶことが出来ますし、最新機種も選べるので、自由度は高いのですが、すべてのタイプの業務用エアコンを選択することが出来るというわけではないのです。
リース会社によって、リース契約の対象となるもの、対象とならないものがあらかじめ決まっています。
基本的には、自由に選べますが、すべてのタイプが対象となるわけではないということを覚えておくようにしましょう。
移設が難しいものは、リース契約の対象にはならないので、業務用エアコンを選ぶ際にはその点を理解した上で、探すようにしましょう。
せっかく業務用エアコンを選んだのに、リース契約の対象外だったなどとなってしまうと、時間の無駄になってしまうので、業務用エアコンを選ぶ前に必ず各リース会社の対象製品について確認しておくようにすることをおすすめします。
対象製品については、パンフレットや各リース会社のホームページで確認することが可能です。
必ずチェックしてから、リース契約で設置する業務用エアコンを探すようにしましょう。