業務用エアコンのリースに関する疑問で多いのが、修理保証付きのリース契約を選ぶべきかどうか?
ということです。
メーカーなどによって名前は異なりますが、修理保証付きというのは、リース契約期間中の故障の際に、修理費用を負担する必要がないという契約のことです。
ただし、通常のビジネスリースよりも毎月のリース代は高くなります。
そのため、どうしようか悩むという人も多いでしょう。
余分に支払ったからといって、後でその費用が戻るわけではありません。
万が一、故障してしまった際の修理費用を心配しなくてもよいという安心感があるだけです。
実際には、このような修理保証付きのリースではなく、通常のビジネスリースで契約しているという人もたくさんいます。
もちろん、ビジネスリースの場合には、修理保証は付いていないので、万が一故障した際には修理費を負担する必要がありますが、毎月のリース代は少なくて済みます。
リース契約期間としては、リース会社にもよりますが、最長で7年くらいとなっています。
リース契約を終了した後は、再リースかレベルアップ更新がほとんどです。
レベルアップ更新では、新しい機種にするので、故障するリスクはほとんどなくなります。
そのようなことから、業務用エアコンのリース契約では、あえて修理保証付きを選択しないという人もいるのです。
業務用エアコンの場合には、消耗品ですので長く使用すればするほど、故障が発生するリスクが高まります。
上手に使用すれば、7年程度であれば故障が1度も発生しないということもたくさんあります。
そのような理由で、通常のビジネスリースを契約するのです。
このように、業務用エアコンのリース契約においては修理保証付きと通常のビジネスリースどちらがよいのか?
ということは一概には言えませんが、通常のビジネスリースを選択する人もたくさんいるということを知っておきましょう。
必ずしも、修理保証付きのほうがお得であるとは限りません。
どちらの契約にしようか迷っているという場合には、それぞれの特徴をしっかりと見極めて、比較した上で検討するようにしましょう。
リース契約期間中の故障で、修理費用が心配という場合には、修理保証付きを選択すればよいでしょうし、毎月の負担を少しでも減らしたい人には、通常のビジネスリースがおすすめです。
それぞれの状況にあったものを選択すればよいでしょう。
どちらがお得かは、一概には言えません。