業務用エアコンは経年劣化などによって、故障してしまうということがあります。
あまり、多くの人は認識していませんが、業務用エアコンは消耗品です。
業務用エアコンが故障してしまった場合には、修理業者に修理を依頼するのが一般的です。
この業務用エアコンが故障した時に、よく言われるのが、修理と買い替えではどちらがよいのか?
という話です。
今回は、業務用エアコンを修理で直すメリットについて紹介します。
業務用エアコンが故障してしまった場合に、修理で直すメリットとしては、少ない費用で直すことが出来るということです。
もちろん、これはあくまでも軽微な故障であればという話です。
業務用エアコンを買い替えると簡単に言いますが、そんなに簡単なことでしょうか?
買い替えをするという場合には、修理と比較しても倍以上の費用がかかります。
まず、新しい業務用エアコンの本体を購入するための費用が必要になります。
業務用エアコンは当然ですが購入しただけでは、運転することが出来ません。
そのため、専門の業者に設置をしてもらう必要があります。
設置工事にも費用がかかります。
かかる費用はこれだけではありません。
入れ替えをするにあたっては、既存の業務用エアコンを取り外す必要があります。
これも専門の業者に依頼をして取り外してもらいます。
自分で外したいという人がいるかもしれませんが、冷媒ガスをすべて回収する必要もありますので、自分で外すというのは難しいでしょう。
さらに、その外した業務用エアコンをそのまま放置するというわけにはいきません。
当然ですが、それを廃棄処分してもらう必要があります。
このように考えると、どんなに少なく見積もっても、30~50万円以上は費用がかかるということになります。
また、台数が多ければ多いほど、その費用も高くなってしまいます。
これと比較すれば、やはり軽微な故障であれば、絶対に修理で対応した方が費用を抑えることが出来るでしょう。
それから、修理で対応するメリットとしては、軽微な故障であれば早ければ即日、おそくても数日程度など日数がかからずに修理が完了するということでしょう。
新しいものに入れ替えるといっても見積りや現地調査などの日程を含めると早くても1週間以上はかかります。
時期によってはもっと待たされてしまうということもあるでしょう。
そういった部分も比較してみると、やはり軽微な故障は、圧倒的に修理がおすすめです。