業務用エアコンを設置するのなら、リース契約で導入するのがいい!という話を1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
たしかに、業務用エアコンのリース契約には多くの魅力があります。
しかし、本当に業務用エアコンのリース契約はいいことばかりなのでしょうか?
残念ながら、業務用エアコンのリース契約には悪い所もいくつかあります。
そのため、リース契約をする際には、悪い所についてもしっかりと知ってから契約をしなければなりません。
では、業務用エアコンのリース契約の悪い所とは、どのような所なのでしょうか?
まず、業務用エアコンのリース契約の悪い所で知っておかなければならないのは、新規で購入する場合と比べると、支払総額が多くなってしまうという点です。
リースのメリットとして、初期費用がかからないということが言われていますが、支払総額だけを比較してみるとリース契約の方が多くなるのです。
業務用エアコンにかかる総額を抑えたいという人は、新規で購入する方が良いと言えるでしょう。
それから、絶対に知っておかなければならないリース契約の悪い所としては、途中で解約することが出来ないということです。
基本的には、3~7年のリース契約となりますので、その契約期間中は、リース会社に対して毎月決まったリース料を支払う必要があります。
このリース料については、保険料や税金などの分も含まれています。
店舗や事務所でリース契約をしている場合で、移転することになったなどの場合などで、途中で契約を解除するという場合には、まず残額をすべて支払う必要があります。
また、リース会社や契約の内容によっては、途中で契約を解除すると解約料などがかかるというケースもあります。
レンタルなどと異なり、簡単に契約を解除することが出来ないという点は必ず知っておく必要があるでしょう。
さらに、知っておきたいのが所有権についてです。
通常業務用エアコンを購入したら、当然ですが購入者に所有権があります。
しかし、業務用エアコンをリース契約で導入した場合には、リース会社に基本的に所有権がありますので、契約者には所有権がありません。
ここも知っておきたい大きなポイントになります。
このように、業務用エアコンのリース契約については、良い所がたくさんある反面、悪い所もいくつかあるのです。
そのことを十分理解した上で、リース契約をするようにしましょう。