業務用エアコンの修理で、多くの人が不安を感じるのが「どのくらい修理費用がかかるのだろうか?
」ということでしょう。
業務用エアコンは、故障した箇所や故障の程度によって、修理費用が大きく異なります。
一般的には、買い替えるよりも、修理の方が安いので修理で済ませたいと考えている人が多いでしょう。
たしかに、一般的には修理の方が安く済みますが修理代が高くなってしまうというケースもあります。
修理代が高くなるケースとは、どのようなものなのでしょうか?
それは、業務用エアコンの心臓部とも言われているコンプレッサーが故障してしまい、コンプレッサーの交換が必要になってしまった場合です。
このコンプレッサーの修理費用は、メーカーや冷暖房能力によって異なりますが、数十万円かかるというケースも少なくありません。
既存の業務用エアコンを修理するのに、数十万円も修理代がかかってしまっては、安く済ませるとは言えません。
このように、コンプレッサーの交換が必要になるという場合などは、業務用エアコンを修理するよりも、新しいものに買い替えるということも検討するとよいでしょう。
修理で済ませるか?
それとも新しくて、省エネ性に優れた業務用エアコンに買い替えるかを決める際には、既存の業務用エアコンが設置してからどのくらいの年数が経過しているかを基準にして決めるとよいでしょう。
業務用エアコンは、使用する環境などによって異なりますが、約10~15年というのが寿命と言われています。
設置してから半分以下の年数であれば、買い替えるよりも修理で対応するのがよいでしょうし、設置してから寿命の半分以上の年数を経過しているのであれば、残りの年数なども考慮しながら買い替えも検討する必要があるでしょう。
業務用エアコンが故障した場合には、よく修理と買い替えどちらがよいのか?
という議論になりますが、これはそれぞれのケースによって異なると言えます。
最初に言ったように、コンプレッサーの交換が必要になるなど、修理費用が高くなってしまう場合には、修理よりも買い替えを検討した方がよいでしょうし、設置してからそれほど年数が経過していなければ、修理で対応するのがよいでしょう。
まず、業務用エアコンが故障してしまった場合には、業者に見積りを依頼して修理にいくらかかるのかを把握してからどちらにするか決めましょう。