初期費用を抑えたいと考えている人の多くは、業務用エアコンをリースで導入しようとしていると思います。
たしかに、リースで導入すれば、まとまった資金を確保する必要がないので、利用しやすいと言えます。
しかし、業務用エアコンのリースは短期ではなく長期で利用する人向けのものであるということを知っていますか?
レンタルと同じ感覚で考えてしまっている人もいるようです。
業務用エアコンのリースは、途中で解約することが出来ないというのが一般的です。
どうしても、業務用エアコンのリース契約を途中で解除したいという場合には、契約者の負担で、業務用エアコンをリース会社に返却するのはもちろんですが、残りのリース代を全額、すぐに支払う必要があります。
リース会社によっては、違約金などが設定されているという場合もあります。
最初にまとまった資金は、必要ないですがこのように、万が一途中で解約するなどということになれば、結局のところまとまった資金が必要になってしまいます。
契約を途中で解約することが出来ないということからも、短期ではなく長期での利用者向けです。
お店をやっている人や、会社を経営している人で、数年後に移転する計画があるなどという場合には、絶対にリースで導入するのは避けた方が良いでしょう。
リース契約の契約期間はそれぞれのリース会社によって異なりますが、どんなに短くても約4年くらいです。
つまり、4年間は何があっても契約を途中で解除出来ないということです。
万が一解除したいという場合には、さきほど説明したように、まとまったお金が必要になってしまいます。
レンタルであれば、いつでも契約を解除することが出来ますが、リースでの導入にはそのように簡単に契約を解除することは出来ません。
また、リース契約をする際には、連帯保証人なども必要になるというのがほとんどです。
連帯保証人に迷惑をかけないようにしなければなりません。
リース契約を結ぶ前に、途中で解約することが出来ないということを理解しているか?
移転などの予定はないか?
毎月のリース代などはしっかりと払える金額になっているか?
などをしっかりと確認してから正式にリース契約を結ぶようにしましょう。
安易な気持ちで、業務用エアコンをリースで導入してしまうと後で後悔してしまうことになります。
必ず、業務用エアコンのリース契約では、注意事項を確認してください。