オフィスや店舗で使用している業務用エアコンが、経年劣化などで故障してしまった場合どこに修理を依頼すればよいのでしょうか?
大きく分けると2つのパターンがあります。
1つは設置した業者に依頼するというパターンです。
設置した業者が分かれば、その業者に連絡をして修理をしてもらうのがよいでしょう。
設置した業者であれば、設置した業務用エアコンのメーカーや機種、どのような場所に、どのような形で設置しているのかを把握しているので、細かく説明する必要がありません。
一般的には、業務用エアコンの修理は設置業者に依頼しますが、設置した業者が倒産している、もしくは連絡先が分からない、信頼出来ないなどという場合にはメーカーに直接修理を依頼することも可能です。
メーカーに直接依頼をする場合には、保証期間を除いてはすべて有償での対応になるので注意が必要です。
業務用エアコンの修理を直接メーカーに依頼したいという場合は、各メーカーのホームページなどに記載されている修理の依頼窓口に電話やFAX、メールなどで機種名、台数、購入した年月、故障状況がどのようなものか?
などを伝えて修理を依頼します。
注意点としては、他社の製品の修理受付は不可能ということです。
これは当たり前ですが、修理を依頼できるのは生産したメーカーの商品のみとなります。
現在設置している業務用エアコンのメーカーは、室内機と室外機に記載されている場合が多いので確認しておきましょう。
メーカーにもよりますが、Webで修理の受付を行っているメーカーが多いので依頼はとても簡単に行えます。
業務用エアコンのシェアナンバー1と言われるダイキンや三菱電機などでは、このような修理の依頼を24時間365日対応しているので、突然の故障や夜間の故障の際などでも安心です。
問い合わせ方法や連絡先はそれぞれのメーカーのホームページで確認することが出来ます。
知っておきたいのが、メーカーに修理を依頼すれば100%直るというものではないということです。
修理の程度や故障部分にもよりますが、10年以上前に購入している業務用エアコンの場合などはメーカーであっても修理に必要な部品の入手が困難となってしまう場合があります。
修理に必要な部品が入らないと当然修理を行うことが出来ないので、修理が出来ないということになってしまいます。
メーカーに依頼する場合には、修理が不可能な場合もあるということを想定しておきましょう。