業務用エアコンを導入する際、その物件をリース契約して使用したいという方はいらっしゃるでしょう。
しかし、リースをする際には基準というものがあり、それを満たさないとリースができません。
では、その基準とはどういったものなのでしょうか?
今回は業務用エアコンをリースする際の基準について解説します。
□業務用エアコンのリースの基準とは?
一般的にコピー機や複合機といったオフィス用品などの業務用機器をリースする場合、リースが可決されるかどうかの基準というものが存在します。
その際に基準となるのは、業歴や業種といった会社の信用情報と年収や年齢などの個人の信用情報、割賦販売法に基づく指定信用情報機関などに料金の滞納歴があるかどうかなどです。
この3点のうち問題がなければ基本的にリースは可決されます。
ただ、業務用エアコンを導入するとなった場合、他の機器に比べて審査基準が通りやすくなっています。
飲食店や小売店にとっては業務用エアコンがないとかなり問題なので、店側も料金を優先的に支払うようになるため審査が可決しやすいという理由です。
また、新規の設置よりも既存の業務用エアコンとの取り替えの場合はもっと楽で、電気代も7年ほど前の製品と取り替えるのであれば半分近く落とせるのでかなりお得に交換できます。
□リースの審査を通すテクニックとは?
先ほどリースの審査基準について三つ挙げましたが、審査基準となる情報の集め方はリース会社によって異なる場合があります。
そのため、他の会社であれば審査に通る可能性があるので、一つの会社でリースの審査に通らなかったとしても諦める必要はありません。
ただし、次の会社に審査を申し込む場合は早急に審査してもらいましょう。
前の会社に審査を申し込んだ際に、個人の審査でCICという機関からリース会社は情報を取得するのですが、一度調べた際にはその履歴が残ってしまいます。
しかし、その履歴は調べてすぐ履歴が残るわけではなく、数日後に履歴が更新されるという仕組みです。
そのため、最初の会社で審査が通らなかったと次のリース会社が履歴を見てわかる前に審査をすることで審査に通りやすくなります。
また、会社によっても審査が通りづらい会社とそうでない会社もあります。
例えば設立してから年月があまり経ってない会社や別の借金を借りている場合は通りにくいです。
ただし、変な小細工をするとそれを見破られた時にかえって審査に通らなくなることもあるので注意しましょう。
□まとめ
今回は業務用エアコンのリース契約の基準について解説しました。
業務用エアコンをリース契約する際、審査に通らないこともあります。
しかし、一社審査に通らなかったといっても、諦めなければ他の会社で審査に通ることもあるので、いくつかの会社に申し込んでも良いでしょう。