「業務用エアコンに点検の義務はあるの?」
「業務用エアコンをリースする際にも点検の義務はあるの?」
とお考えの方はいらっしゃいませんか。
業務用エアコンの管理についてわからない方も多いでしょう。
そこで今回は、業務用エアコンの法定点検について解説します。
□フロン排出抑制法
地球温暖化やオゾンホールの原因となるフロンについて聞いたことのある方も多いでしょう。
業務用エアコンや冷蔵庫などにはフロンが用いられている場合が多いです。
フロン排出抑制法とはフロンを用いた業務用エアコンなどの機器の使用時や捨てる際に適用される法律です。
フロンを用いた機器の所有者や管理者は、機器からフロンが排出しないように管理や対策しなければなりません。
所有者や管理者として、業務用エアコンの購入者だけでなく、リースやレンタルの依頼主も該当します。
つまり、リース会社やレンタル会社などの所有者ではなく、普段から業務用エアコンを利用している方が管理者として扱われます。
リースやレンタルの場合誰が管理者なのかを、業務用エアコンリースやレンタルにかかわった方たちの中ではっきりさせておきましょう。
□業務用エアコンの管理者が果たさなければならない義務
業務用エアコンの管理者が果たさなければならない義務が法律によって定められています。
万が一義務を全うしなかった場合は、処罰の対象となりうるため注意しましょう。
以下の2つが管理者の果たすべき主な義務です
*業務用エアコンの適切な使用と定期的な点検
業務用エアコンが故障しないような場所において使用しなければなりません。
また業務用エアコンの点検を行うためのスペースを設けるのも義務として定められています。
さらに、3か月に1回の管理者が行う簡単な点検、数年に1回の専門家が行う点検も忘れないようにしましょう。
専門家が行う点検の頻度は、業務用エアコンの出力によって異なるため、事前に出力を確認しておきましょう。
点検した履歴を数年間に及んで残しておくのも大切です。
*フロンが業務用エアコンから出た際の対処
フロンが万が一業務用エアコンから漏えいした場合、または漏えいの疑いがある場合、業者に報告しなければなりません。
フロンの漏えいが一定量を超えると政府に報告しなければいけないことも覚えておくと良いでしょう。
□まとめ
今回は、業務用エアコンの法定点検について解説しました。
業務用エアコンをリースする際は法で定められた点検の義務を果たしましょう。
当社は熟練技術者をそろえた創業20年の業務用エアコン業者です。
様々なメーカー、機種の業務用エアコンを取り揃えており、機種提案やアフターサービスも行っています。